M o t h e r
2002年9月28日私の母親は躁鬱病を患っています。
発症してもう…5年になりますか。
私自身まだ小学生で…母の変貌ぶりは恐かった。
あの頃は母が鬼に見えていました。
毎日が恐くて恐くて…。
国際電話をかける母。
凄く大きい声で電話の相手を罵って…。
母に私達は見えていなかった。
凄く沢山の買物をして…私の中学の入学金…足らなくなった。
結局…母は精神病院に入院して…少しだけ良くなった。
なのに…中3になった丁度今頃…
母は…又鬼になってしまった。
鬱が酷かった母に…。
「チャットでもやってみたら?」
って私が勧めてしまったばっかりに
母は…電脳世界のが好きになってしまった。
電脳世界で知り合った人に会うために…
母は私達を利用して父に嘘をつき
逢いに行った。
結局ソノ人は…引きこもりの人で…。
流行も何も関係無くって…。
見た感じ…落ち武者だった。
それがあまりにもみすぼらしくて私は彼が嫌いだった。
皆でカラオケに行ったけど…
女の人の歌裏声で唄うし…
キモかった。
どうしてあんな人と仲良く出来るのか…解らなかったけど
ソノ人とはもうそれっきりだった。
それから…
母は又躁になった。
私と妹の入学金は無くなり…。
父は大事にしていたカメラを売った。
母はストーカーに付きまとわれているとか…訳の解らない事を言って…
普通の病院の秩序を乱し…
又…精神病院に入院した。
私が高校生になって…
母は仕事に復帰した。
躁鬱病になる原因を作った職場に…彼女は帰っていった。
弁当は作ってもらえず…可哀相に妹は…中1で自分の弁当を作っていた。
そして彼女は…
北海道の22歳の人と不倫をした。
父は…心臓病が発覚した。
両親は…別居した。
私は…彼氏とクラブを口実に…
出来るだけ遅い時間に家へ帰った。
母は…彼氏が泊まっているのにも気付いていなかった。
何度か日付が変わってから帰った。
でも…彼女は私なんかより電脳世界のが大事だから
そんな事ちっとも気付かなかった。
楽器を吹いて
彼氏と遊んでいる間は…家の事考えなくて良かったから。
でも…妹は一人で耐えてた。
一緒に暮らしてる祖母の元で。
弱いお姉ちゃんでゴメンね。
肝心な時に守ってあげれない私を許してね。
母は結局一人で出来なくて
仕事も辞めて
不倫も辞めて
父との別居も終わった。
そして現在。
今は母回復の兆しを見せている。
高齢の爺ちゃんバアチャンのこと気に出来る様になってきたから。
治ってくれとは言わない。
もうコレ以上悪くなんかならないで。
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